おさなごころの君に、

茜色の狂気に、ものがたりを綴じて

2018-01-02から1日間の記事一覧

君の燃えかすは雪原へばら撒いてやる

〇〇二 たとえば僕がしんだとして、 君はどれほど悲しんでくれるだろう。 僕は君がいなくなってしまったら、きっと泣くよ。 ひと夜ふた夜の話じゃない。 どうしてこの僕を一人にしたのか、 いつまでだってなじり倒す。 君の燃えかすは雪原へばら撒いてやる。…