おさなごころの君に、

茜色の狂気を ものがたりに綴じて

状態のいい結晶体

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〇〇三

「どこへ行く」

「夜露を集めてくる」

「まだ早いだろう、それに外はひどく寒いよ」

「だからいいんだよ、状態のいい結晶体を採取できる」

「戻れよ、僕が寒い」

言っても、君は聞かない。

もうすっかり身支度を整えて、タイを締めている。

手を伸ばし引きずり戻したくても、

素肌に冷気が刺さって敵わない。

「じゃあいってくる」

ひどいやつ……

 

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お題「初日の出」

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