おさなごころの君に、

茜色の狂気を ものがたりに綴じて

君と生物教授とが犯した密かではてしなく非合法な研究成果

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〇二九

君の体温がなくても生きてゆける明日なんて、

僕はこれっぽっちも望んでいなかった。

僕みたいな劣等稀少種のために、君と生物学教授とが

犯した密かではてしなく非合法な研究成果は、後々の

人類に大いなる功績として崇め奉られるかもしれない。

でも、君は間違えた。

君が僕という人間を求めてやまなかったように、

僕だってもう、君なしの日々なんて求めちゃいなかったんだ。

 

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お題「好きな作家」

君をみつめてる

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