〇二五 目覚めると君はもういなかった。 明け方、君は僕の冷えた身体に触れて 「ほんと莫迦」あくび混じりになじった。 なされるがまま毛布へ導かれ、寝間着を脱がされる。 それから当然のように君自身も寝間着を脱ぎ捨て、 枯れ枝みたいに痩せっぽちの僕の…
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