おさなごころの君に、

茜色の狂気に、ものがたりを綴じて

2018-02-01から1日間の記事一覧

過剰すぎる光合成能力を僕へと移譲させていった

〇三二 僕は、あの生物学教授をなじり責めたてた。 然るべき行為だったと疑わない。 あいつは自身の研究のため、とどまるところを知らない 高揚感に身を任せ、完全なる興味本位で 君と僕との身体を実験体として扱った。 君はわかっていて、あいつの好きなよ…