〇五三 隣で眠るあなたをさがしてシーツをたぐりよせ、 ついいましがたまで見ていた夢では完全に 鉱物化していたあなたのからだの弾力を確かめる。 枕にうずもれた頬の赤み、しずかに浮き沈みする胸元、 すり寄せた耳元へと吹きかけられるしめった呼気。 わ…
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