おさなごころの君に、

茜色の狂気に、ものがたりを綴じて

僕にはそこまで執着してくれないね

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〇〇四

君は度々、僕に何も言わずふらり姿を消してしまう。

思い立ったが吉、ほかは頭になくなってしまうんだ。

君のそういうとこ嫌いじゃないけどさ、好きにしたらいい。

僕には待つことしかできないし。

まったく呆れるけどね。

夢中になれる対象があるってことは恵まれている、

素晴らしいことだよ。

だけど君さ、僕にはそこまで執着してくれないね。

 

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お題「初詣」

痴人の愛

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