愛しているということばの持つ哀しみにも気づかずにいられた
〇一九
夢の中の僕は君のことがずっと好きで、これまでもこれからも
ずっと君と生きていくことができるのだった。
目覚めるとき、今朝こそは痺れる冷たさだけを残したシーツに
触れるのではないかという不安を抱えながら、
毎晩僕らは眠りにつく。
隣で眠ることを許された特権と引き換えに突きつけられた恐怖。
そんないつかを僕も君もそこでは何も知らず、穏やかに眠り、
愛しているということばの持つ哀しみにも気づかずにいられた。
きみに読む物語 - The Notebook【講談社英語文庫】
- 作者: ニコラススパークス,Nicholas Sparks
- 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
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夢の中の僕は君のことをずっと好きでこれまでもこれからもずっと君と生きていくことができるのだった。目覚めて今朝こそは痺れる冷たさだけを残したシーツに触れるのではないかという不安を、隣で眠ることを許された特権と引き換えに突きつけられるのではないかという不安を僕も君も知らないでいられた
— ✿すいすい✿ (@kujiranoutauuta) 2018年1月11日