おさなごころの君に、

茜色の狂気に、ものがたりを綴じて

あなたを中心に楽園の植物たちは繭状の筒をつくりあげていた。

ゆりかごみたい」

あなたを中心に楽園の植物たちは繭状の筒をつくりあげていた。

これから先何十年、何百年この場所はきっと永遠に変わらず

存在しつづけるのだろう。

そんな途方もない論理すら破綻した希望的観測が脳裏をよぎった。

ここは永遠に存在しつづけるのだと思わずにはいられなかった。

 

 

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