〇〇五 目覚めると窓辺に不恰好な結晶体がいくつも並んでいた。 差し込む陽が七色にゆらぎながら僕らの寝床へ 透過している。 あ、と小さく叫んで自分の腕や放りだした足を見やると、 案の定、僕の体にも結晶体の成分が溶け込んでいた。 ああもう、また君の…
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