おさなごころの君に、

茜色の狂気に、ものがたりを綴じて

2018-01-19から1日間の記事一覧

愛しているということばの持つ哀しみにも気づかずにいられた

〇一九 夢の中の僕は君のことがずっと好きで、これまでもこれからも ずっと君と生きていくことができるのだった。 目覚めるとき、今朝こそは痺れる冷たさだけを残したシーツに 触れるのではないかという不安を抱えながら、 毎晩僕らは眠りにつく。 隣で眠る…