まるで繭でもつくるように、君が僕らを苔生してゆく。
僕は自分のブランケットで君を包みこんでいた。
その内側、つながる手と手、芽生えたものは
じょじょに群生となって、
這うように互いの素肌を覆っていく。
いつもなら外へ外へと向かっていく蔓性のそれとは違い、
まるで繭でもつくるように、君が僕らを苔生してゆく。
僕は自分のブランケットで君を包みこんでいた。その内側、つながる手と手、芽生えたものはじょじょに群生となって、這うように互いの素肌を覆っていく。いつもなら外へ外へと向かっていく蔓性のそれとは違い、まるで繭でもつくるように、君が僕らを苔生してゆく。#夜縫い #星屑と人魚 #bunfree #文フリ
— ✿すいすい✿ (@kujiranoutauuta) 2018年11月8日
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