おさなごころの君に、

茜色の狂気を ものがたりに綴じて

一生俺なしでは生きてなどいかれなくしてやりたい

f:id:Sakananokimochi:20180122122144p:plain

 

〇二八

「本当はお前を離したくない、死ぬまでそばに置いて、

 一生俺なしでは生きてなどいかれなくしてやりたい」

あの夜、確かに君はそう言ったのだ。

君と生物学教授は、僕のあずかり知らぬところで

僕のような超劣等希少種が生きてゆくための術を研究し、

その成果を僕に、少しずつ少しずつ注ぎ込んでいった。

「他人の生気を奪わなければ生きてもゆけないなんて、

 そんな理不尽があるか」

 

【kindle ことことこっとん】

 

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ  

 

お題「思い出の一枚」

殺そうという意思がなくても人は死ぬし、

死ねば行き返らない。

https://www.instagram.com/p/BKcsCOMDxdl/

📚『ひばりの朝』ヤマシタトモコ