やわらかな、とてもやわらかな夢を見た
〇一八
やわらかな、とてもやわらかな夢を見た。
そこはとてもあたたかく、
僕は生きる糧としての宿り木を必要としなかった。
むしろ、そんなことはすっかり忘れて、
僕は世界と同化していた。すべてのものがやさしく、
僕はただ僕であればよく、君は君であればよかった。
そう、君。そこには君もいた。
君もまた憂いを帯びた瞳の色を知らず、
ただ穏やかに僕とともにそこにいた。
- 作者: シェイクスピア,William Shakespeare,福田恒存
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/08/03
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 75回
- この商品を含むブログ (32件) を見る
やわらかな夢を見た。そこはとてもあたたかく僕は生きる糧を必要としなかった。むしろそんなことすっかり忘れて僕は世界と同化していた。すべてのものがやさしく僕はただ僕であればよく君は君であればよかった。そう、君。そこには君もいた。君もまた憂いを帯びた瞳の色を知らずただ穏やかにそこにいた
— ✿すいすい✿ (@kujiranoutauuta) 2018年1月11日